令和6年5月23-25日に和歌山で行われた第53回日本IVR学会総会に参加してきました。まだ一般市民にIVR (Interventional Radiology, 画像下治療)が十分に認知されていないことから、これを広めるための市民公開講座　子供IVR教室が開かれまして、黒住、鈴木がスタッフとして参加してきました。

まず、講師の方々からIVRの概要について講義がありました。その後、ラジオ波焼灼療法、異物回収、動脈塞栓術、血管形成術、血管モデルの5つのブースそれぞれを回って、参加者に体験をして頂きました。私たちは金沢大学の松本純一先生とともに異物回収チームを担当しました。子供たちにスネアカテーテルを操作してもらい、大静脈を模したモデルを使用して実際に異物を回収してもらいました。子供たちは一生懸命、手技に取り組み、成功不成功にかかわらず、目を輝かせながら様々な質問をくれました。解説する私達も力がはいりまして、大いに盛り上がりました。また毎日の臨床にむかう力を頂きました。学会後の反省会では他施設の先生方との交流を深めることもでき、充実した時間を過ごすことができました。（文責：鈴木）