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第27回JSAWIシンポジウムに参加しました

 2026年10月2日(金)~3日(土)の2日間、兵庫県淡路市の淡路夢舞台国際会議場にて、Japanese Society for the Advancement of Women’s Imaging(JSAWI)第27回シンポジウムが開催されました。
 本シンポジウムは、産婦人科領域の画像診断に関心を持つ放射線科医、産婦人科医、病理医が一堂に会し、それぞれの専門的な視点から活発な議論を交わす学術集会です。

 今回は、当教室の藤永康成教授と信州大学産科婦人科学教室の宮本強教授が当番世話人を務め、信州大学の放射線科と産科婦人科が主催しました。「多角的に疾患を見極める ~Diagnose disease from the diverse viewpoints~」をメインテーマに、画像診断、臨床、病理の各分野から最新の知見が紹介され、充実した2日間となりました。
 当教室からは、藤永康成教授がスポンサードセミナー「ロボット手術と画像診断」および新企画「Impressive image contest」の座長を務めました。また、大彌歩准教授が教育セミナー「子宮頸部嚢胞性病変の最新の画像診断」にて、「子宮頸部嚢胞性病変の画像診断―新たな地平を拓くための基礎知識―」と題して講演し、子宮頸部嚢胞性病変のMRI診断について、最新の研究成果を交えながら解説しました。
 さらに、ワークショップⅡ「全員参加!拡大tumor board」では、大彌准教授が司会進行を、前原真菜先生がプレゼンターを務めました。本セッションでは、診断や治療方針の決定に難渋した信州大学の症例を題材に、参加者を交えた活発なディスカッションが行われました。画像診断・臨床・病理の多角的な視点から疾患を検討することの重要性を、改めて実感しました。
 一般演題では、前原先生が「子宮頸部嚢胞性病変の閉経前後でのMR所見の変化」、筆者(田中)が「非典型的な進>展形式を示した異型分葉状頸管腺過形成の1例」のポスター発表を行いました。いずれも今回のシンポジウムで重点的に取り上げられた子宮頸部嚢胞性病変に関する演題であり、関連する講演や議論を通して、日常診療に役立つ多くの知見を得ることができました。
 今回のシンポジウムでは、子宮頸部嚢胞性病変の診断戦略をはじめ、子宮肉腫、癒着胎盤、子宮内膜症など、幅広いテーマが取り上げられました。画像所見に加え、臨床情報や病理所見を組み合わせて総合的に判断することの大切さを再認識する、貴重な機会となりました。

 会場となった淡路夢舞台国際会議場は、美しい瀬戸内海を望む自然豊かな環境にあり、学術的な交流に加えて、他施設の先生方との親睦も深めることができました。長年JSAWIの開催地として親しまれてきた同会議場での開催が今回で一区切りとなることもあり、印象深い学会となりました。
 今回は当教室が主催者として運営にも携わり、通常の学会参加とは異なる貴重な経験を得ることができました。ご参加いただいた先生方ならびに開催にご尽力いただいた関係者の皆様に、心より感謝申し上げます。今回得られた知識や経験を、今後の診療・研究に活かしていきたいと思います。(文責:田中)

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