令和5年1月28日，肝血流動態・機能イメージ研究会がWEB開催されました．今回は当番世話人を，以前当院にてお世話になっていましたがん研有明病院の上田和彦先生が務められていて，WEB開催ながらも参加されている先生方が充実出来る様，発表形式は通常の一般的な学会発表とは異なりクイズ形式となっていました．途中で参加者がクイズに投票出来る様になっており，発表をききつついろいろ考えながら参加出来たので，WEB開催ながらも非常に熱く楽しく参加出来る会となっていました．

この度，「マルチモダリティイメージングが術前診断に有用であったβカテニン活性 型炎症性肝細胞腺腫の1例」を発表させて頂き，板井賞を頂く事が出来ました．身に余る光栄です．山田先生や藤永先生を始め，病理組織の検討の際に大変お世話になった当院臨床検査部の岩谷舞先生や金沢大学人体病理学の原田憲一先生，普段から勤務に配慮してくださっている医局員の先生方に，この場を借りて深く感謝申し上げます．これからも今回の経験を生かし，画像診断や研究活動にますます精進して参りたいと思います。

（文責：吉澤）