放射線科後期研修専攻医 募集中

学生・研修医の皆さんへ

学生の皆さんへ

見学のご案内

当教室では、全国の医学生を対象に見学を随時行っています。
一人でも多くの方にお越し頂き、見学を通じて私たちの教室の雰囲気を肌で感じて頂ければと思います。
見学をご希望の方は必要事項を明記の上、下記までご連絡下さい。

  • 必要事項
    名前、所属、メールアドレス、見学希望日、要望など
  • 問い合わせ先
    信州大学医学部附属病院 放射線科
    〒390-8621 長野県松本市旭3-1-1
    TEL 0263-37-2650
    FAX 0263-37-3087
    E-Mail rediol@shinshu-u.ac.jp

学生実習

ポリクリ
医学部4年時9月よりローテートが始まります。放射線科では診断部門と治療部門を2週間かけて実習します。
放射線診断部門では、実際の画像検査や画像診断の行程を見学し、臨床現場で行っている放射線診療の流れを学びます。また、早朝カンファレンスと診断実習で、画像所見の拾い上げ、分析、解釈(診断)と、次の検査法や適切な治療法につなげるレポート作成の実際を経験することができます。他にも、画像診断手技の治療応用である IVR(画像下治療)の実際を見学し、放射線診断医の治療のための手技を学ぶ機会を設けています。
放射線治療部門では、癌の集学的治療の中で、放射線治療の適応や有用性を学びます。

週間予定表(例)
曜日 時間 1週目の実習内容 2週目の実習内容
9:00-12:00 ガイダンス、検査機器総覧 核医学実習
13:30-17:00 病棟回診 病棟回診
9:00-12:00 MRI講義① MRI講義②
13:30-17:00 中枢神経画像診断実習 (遺伝子診療部枠)
9:00-12:00 IVR(画像下治療) IVR(画像下治療)
13:30-17:00 画像診断実習 胸部画像診断実習
9:00-12:00 急性腹症 画像診断実習 画像診断実習
13:30-17:00 放射線治療実習 超音波検査実習
9:00-12:00 放射線診断業務実習 8:00〜画像カンファランス
9:00〜総括
13:30-17:00 放射線診断業務実習 総括

150通りの選択肢からなる参加型臨床実習 クリニカルクラークシップⅡ(選択臨床実習)
医学部5年次9月、6年時4月から各々開始される選択型の学生実習である、「150通りの選択肢からなる参加型臨床実習」と「クリニカルクラークシップⅡ(選択臨床実習)」について紹介します。
放射線科では、画像診断、IVR(画像下治療)ならびに放射線治療の臨床実習ができます。

  • 画像診断
    超音波やCT・MRI・核医学検査を実際に体験しながら、画像解剖の基礎から画像所見の取り方、最終的には画像所見から鑑別診断への思考過程を指導します。
  • IVR
    外来で一緒に治療適応の判断とインフォームド・コンセントを行い、実際の治療にも参加してもらいます。治療内容が多様化しており、当科では従来の動脈塞栓治療だけでなく、血管奇形に対する硬化療法や圧迫骨折に対する椎体形成術なども行っています。
  • 放射線治療
    放射線治療の適応判断から治療計画、実際の照射治療と治療中の外来観察を、外来業務、計画作業を通じて体験することになります。従来の照射法のみならず、より高精度な画像誘導放射線治療(IGRT)や強度変調放射線治療(IMRT)も当科で施行しており、実臨床を体験できます。
  • まとめ
    4週間にわたって専属指導医の下で画像という切り口で1症例の診断と治療を深く掘り下げてもらい、最終日に症例報告をしていただきます。

実習期間中は毎日、午前と午後も異なる医師(専門医から後期研修医まで当科全員)が実習を担当します。
担当医1人に対し学生1人ないし2人で濃密な指導を受けることができ、これまでローテーションした学生からも好評です。
実習を通じて多岐にわたる放射線診療を体験するだけではなく、十人十色の放射線科医とのコミュニケーションを通じて放射線科の魅力を実感していただければと願っています。