2025.09.11
第53回日本磁気共鳴医学会大会が開催されました
2025年8月29日から31日までの3日間、姫路市文化コンベンションセンターで第53回日本磁気共鳴医学会大会が開催されました。
当教室からは、大彌歩准教授が「婦人科領域の稀少疾患に挑む-GOING-RSにおける臨床に芽吹く多施設共同研究のかたち-」の発表を行い、「女性生殖器・胎児」の座長を務めました。金子貴久子先生が「 FreeSurfer 8.0.0 vs 7.4.1:処理時間と解析結果のバージョン間差」、吉澤恵理子先生が「EOB-MRI肝細胞相における高分解能DL-VIBEの胆管描出能の検討」、雄山が「Deep Learning再構成を用いたMRCPの初期経験:従来の呼吸同期MRCPとの比較」を報告しました。
本大会は「異分野とのクロストーク」をテーマとしており、MRIを再生医療やAIなどの分野と組み合わせたセッションが催されました。単なる知識の共有にとどまらず、新たな研究テーマや臨床応用の可能性を考える重要な機会になりました。また、学会を通して活発で刺激的な議論に触れることで、今後の研究活動に対する意欲が高まる、非常に有意義な学会でした。(文責:雄山)